チャプター 26

ミカエル視点

評議の間には、なおも張りつめた空気が残っていた。灰色の石で築かれ、古代のルーンが刻まれたその部屋は、月光の群れの歴史の中で下されてきた数え切れない決断の重みを、いつも静かに抱え込んでいる。だが今日、その重みははっきりと、こちらの肩にのしかかっていた。

俺はいつも通り長い卓の上座に座り、左右には長老たちと戦士たち――長年、霊的な導き手として仕えてきた二人の巫女も並んでいた。内側の狼が落ち着かずに身じろぎし、胸の奥を掻き立てる。来るべき話が何か、俺には分かっていた。だからこそ、聞きたくなかった。

「また子どもが癒やされた」長老ハルンが、悲痛な面持ちで言った。「……あの者は...

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